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審査結果を待つ間、ヴィジュアリスト手塚眞氏による
講演会が開かれました

 審査結果を待つ間に行われた講演会では、アトム誕生の秘話から、お父様の手塚治虫先生のマンガに対する思いや貴重なエピソードなど、またロボピック大会やアスリート達への熱いメッセージに溢れた素晴らしい内容でした。

 「日本人の描く力は素晴らしいです。アトムは人間の心の中にある正しさを表しています。だから世界中の人から愛されているのだと思います。子供の心を持つことの大切さ、キャラクターの大切さ、純粋性、心のこもっている作品が大切だと思います。父はそれを学校で習ったのではなく、自分で毎日毎日描いて勉強していました。絵は希望、一本の線から絵になります。 だから今日、皆さんが描いている絵はとても大事です。ロボピックは、第2第3のアトムを生み出す有意義な機会だと思っています。これから公開審査が始まりますが、今日のこの大会が世界のロボピックに成長していってもらいたいと思っています。

アスリートからの質問→お父さんの作品の中で一番好きな作品は何ですか?

「父にとってマンガは家族、家族の中で誰が一番好きと聞かれるのと同じです。」

 30分近く語られた素晴らしい講演会にアスリートたちも熱心に聞き入っていました
ロボットゆうえんち岡本正行先生のマノイ登場!
 結果発表を待つ間の緊張をほぐしてくれます。愉快なマノイと一緒にラジオ体操をしたり楽しい時間を過ごしました!
いよいよ候補作品による公開審査が始まりました

審査室での一次審査を通過した作品が前方の机の上に並べられています。アスリートも自由に閲覧することができます。

白熱する先生方の審査の様子を身近に感じることができる貴重な体験です。

  

永井豪審査委員長を中心にメダリストを決定中の先生方

レベルの高い作品が多く、審査の時間がどんどんオーバーしていきます。木村さおりアナウンサーも懸命にレポートして下さっています。きく麿師匠はなぞかけを披露して場内の空気を

笑いでほぐしてくれています。

  

←市原つくば市長も審査に真剣です。

「こんなにたくさんの素晴らしい作品に感激しています。ロボットが機械ではなく人間の心を感じます。テーマに基づいてしっかりと制作された皆さんの力量を嬉しく感じます。」

  
審査員講評(講評順)

下平大輔先生

 「ワールドと名のつくくらいレベルの高い戦いでした。これからも頑張ってください。」

岡本正行先生

 「今日はこれから熊本に行ってあしたがロボット展です。いつも新しいロボットのキャラクターを持って来いと言われていますが、今日の作品から新しいキャラクターのロボットが生まれたらいいなと思っています。」

せきやてつじ先生

 「マンガを描くというのは、紙の上にどれだけエネルギーを込めることができるのかということです。どの作品も可愛らしかったりユニークだったり見てるこっちの方がエネルギーを貰えたように思います。」

倉田よしみ先生

 「素晴らしい作品がたくさんありました。この中からロボット作品を描くマンガ家が出てきてほしい。」

香取正樹先生

 「会場を回っていて本当に元気がもらえました。ありがとうございました。」

土山しげる先生

 「審査に時間がかかったという事は、賞を貰った人も貰えなかった人も大差は無いということ、これからも頑張ってもらいたい。」

左近士諒先生

 「富士山の環境ロボットという事で大変でしたが、楽しんで描いている人がたくさんいて嬉しく思った。」

日野日出志先生

 「2度と審査したくない、それくらいレベルの高い戦いでした。」

ビッグ錠先生

 「優秀な作品が選ばれましたが、私が推していた作品が選ばれませんでした。これからも頑張ってください。」

審査委員長 永井豪先生の総評

 「素晴らしい作品が多く、審査員の意見を合わすのが大変だった。選ばれた人も、選ばれなかった作品からも素晴らしいものがたくさんあった。頭の中のイマジネーションを紙にうつすというのは、エネルギーがいるけれど、そこから未来が生まれる。アートとしての作品が生まれたり、ロボットマンガが生まれたり、世界に飛び出すアニメが生まれたり、自分の頭の中にあるイメージを絵にうつす、紙に描く、そういうことが、今日の大会をきっかけに、若い皆さんにやって頂けたら嬉しい。その中から、未来にはばたく人が出てきてくれたら嬉しい。」

審査発表と表彰式

金メダリストにアトムも拍手。おめでとう!

  

最優秀賞第一位金メダル

ナタリア・バティスタ 「Fujiko」

優秀賞第二位銀メダル

涌井雪菜 「ゴミ拾いメイドロボ フジコさん」

優秀賞第三位銅メダル 

原田亨 「チョビンガー」

優秀賞第四位

川口美沙子 「登山補助、環境整備促進用ロボットYAMA-BUSHI」

優秀賞第五位

谷上官 「環境そうじロボットFuji1834」

優秀賞第六位

鈴木岳流 「富士仮面バキューマー」

努力賞

日向あやの」 「きらふじちゃん」

奨励賞

桑原啓子 「天衣無縫 美峰待晴」

敢闘賞

鈴木美佳 「ミナナムさん」   イェスペル・ノードクビスト 「Fujidou Hanbaiki」

つくば市長賞 樹山大地 「フジブロック」、

  

        大会会長バロン吉元の閉会宣言

アスリートの皆さん、どうでしたか、ホッとしている人、悔しいと思っている人、さまざまだと思うのだけれど、小さな勇気体験をしてくれたんじゃないかなと思っています。達成感と誇りを持っていただけたら嬉しいです。小さな一歩だけれど人類にとっては大きな飛躍・・・どこかで聞いたことのあるようなセリフだけれど、私は心からこの大会を無事に終えることができて感謝の気持ちでいっぱいです。本当にたくさんの方々のご協力を得て無事に第一回ワールドロボピックつくば大会を終了することができます。本当に本当にありがとうございました!

((モデルガンのピストルでロボピック閉会の合図、パンパンパ―ン♪♪♪)

これで閉会とさせていただきます。気を付けてお帰りになってくださいねー!

  

市原つくば市長 閉会のご挨拶

素晴らしい作品ばかりで審査員の先生方が困っていらっしゃいました。作品を見ていて感じたのはテーマが良いと思いました。つくば市もロボット環境をテーマにした町作りをやっていますので、ロボットの持つ素晴らしい人間の社会に対するさまざまな思いを感じました。つくば市の取り組みをバロン先生、永井豪先生に理解して頂いて、つくば市で第一回ロボピックを開催して頂いて本当に良かったと思います。今後もこういう大会をもっと多くの人に参加してもらってロボットの持つテーマ性を広げていってもらいたいと思います。皆さんお疲れさまでした。

  

小学生大会から、つくばでの全大会を通じて

アスリートを支えてくださったグリーンサポーター、つくば大学生の皆さん

  
ロボピックに携わってくださったすべての皆様に

心からの感謝をこめて ありがとうございました!

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